日本がいちばん、という前にこの本を

先の参院選で「日本が一番」とかいう某政党のCMがありました。「一番じゃなきゃいけないんでしょうか」と事業仕分けの際に発言した与党議員へのあてつけかどうか知りませんでしたが、少し違和感がありました。サッカーのワールドカップの時は目覚まし時計なしで午前3時過ぎに起床し、日本代表の試合をテレビにかじりついて見ていたくせに、などといわれたら反論のしようがないかもしれません。しかし、言葉で反論できなくても、違和感は消せません。

日本は一番であるべきか、二番以下でもいいじゃないか、などと論じる前に読んでみる本はあると思います。