日本美を描く！名作選

千曲川のスケッチ改版 （岩波文庫） [ 島崎藤村 ]

浅間は麓まで隠れて、灰色に煙るように見えた（本書より抜粋）
[rakuten:takahara:10109618:detail]風のそよぐ、鳴る、うそぶく、叫ぶ声（本書より抜粋）
[rakuten:surugaya-a-too:13468051:detail]いま、秋の日が一ぱい金堂や講堂にあたって、屋根瓦の上にも、丹の褪めかかった古い円柱にも、松の木の影が鮮やかに映っていた（本書より抜粋）

大和古寺風物誌改版 （新潮文庫） [ 亀井勝一郎 ]

古寺の柱をみると、なんとなく人臭い感じがするのである（本書より抜粋）
[rakuten:book:10013027:detail]しかし、ただ見れば月山は牛の背に似た長い稜線から、雪崩れるように山腹を平野へと落としている（本書より抜粋）